覚えられない・・・。
ボケているわけではないと思うのですが、
記憶に残らないお店が多いのです。
外食を恋愛に例えると、
オリジナリティあふれるお店が「本命の恋人」だとしたら、
どこにでもあるようなお店は、適当に利用されるだけ。
でも、嫌われたくないから好かれる人のマネをしてしまう、
というところでしょうか。
私にも、行き着けのお店があります。
胃袋はつかまれるし、気持ちはいいし、はっきり言って虜です。
特徴も、味も、雰囲気も、痛烈に記憶に残り、
詳しく、妖しく、話せますが、こんなところでは書けません。
ひとこと、「どこにもないから、誰にも教えたくない」
なのにそう言われる店こそ、ずっと流行っているのですよね。
ハマれば教えたくないんだけど、大切な人たちには黙っていられないからでしょう。
「教えたくない」は、大本命! 最高のホメ言葉なんです。
マスコミさんでも、ハマったお店は書かないといいます。
急に流行り、有名になると、サービスが落ち、ダメになるお店が盛りだくさん。
去ることだけが約束される「ブーム」により、衰退。
だからこそ、わざわざ仕掛けることなく、
信頼できる筋から筋へと伝え、
永遠を育てたいのがみなさん本音なんですよね。
恐ろしい数の団塊世代さん、これから「贅沢な経験と舌」を持って引退します。
さあ、覚えてもらえるお店はいくつあるでしょう?
お客さまが似た人ばかりになっちゃうかもしれませんが、
オリジナルは本命になれても、八方美人にはなれません。
それが良いではありませんか! |